オゾンとは?オゾン層破かいでどうなるの?

オゾン層の破かい

日本では、気象庁が札幌・つくば・鹿児島・那覇・南鳥島の計5地点でオゾン層の観測を行っており、札幌上空ではオゾンの減少傾向が確認されています

  
現在、人造物質であるフロン(クロロフルオロカーボン:CFC )などに起因する塩素、臭素によるオゾン層破かいが熱帯地域を除くほぼ地球全体で進行しています。そのオゾン層破かいは、特に南極域の春季に発生するオゾンホールに顕著に表れています。このようなオゾン層の破かいに伴って有害紫外線の増加が懸念されています。
スポンサードリンク スポンサードリンク

オゾン層を破かいするフロン

上空40km 付近では、紫外線によってクロロフルオロカーボンなどから解離した塩素原子がオゾン層を次々と破かいしています。高度30km より下の成層圏では、塩素原子は通常、オゾン層破かいしない化合物に姿を変えて存在しています。ところが、南北両極、特に南極上空の高度15 〜20km 付近では冬に著しく低温の状態となり、極域成層圏雲と呼ばれる雲が発生します。この雲粒子の表面および太陽からの紫外線による光化学反応によって、塩素が活発化してオゾン層破かいします。オゾンホールは、これらの反応によりオゾン層が急速に破かいされて形成されます。

フロンって?

フロンは、大きく分けて、洗浄剤、冷媒、発泡剤、噴射剤として使われています。精密機械の中に入っているプリント基板は、製造時の汚れを水やアルコールなどで洗い落とすことはできません。そこで、フロンを洗浄剤として使っています。冷蔵庫とか、クーラーで冷やしたりする時に必要なガスのことを冷媒と言いますが、多くのフロンが冷媒として使われてきました。古くなった冷蔵庫、クーラー、自動車がスクラップされる際に、フロンが大気中へ放出し問題となります。最近は、地球を守るために、スクラップする前に冷媒を回収するようになりましたが、これまでに冷媒として使われてきた多くのフロンが既に大気中に放出されてしまいました。

また、私たちの家にはスプレー式の殺虫剤や、ペンキ、整髪料などが多くありますが、これらのスプレーにも噴射剤としてフロンが多く使われていました。しかし、フロンがオゾン層破壊するため使うことが禁止されました。

オゾン層破壊対策

国際的に協調してオゾン層保護対策を推進するため、「オゾン層の保護のためのウィーン条約」(1985年)及びこの条約に基づく「オゾン層破壊する物質に関するモントリオール議定書」(1987年)が採択され、一定の種類のCFC及びハロンの生産量等の段階的な削減を行うことが合意されました。

その後、従来の予測を超えてオゾン層破壊が進んだため、1990,1992,1995,1997年及び1999年にモントリオール議定書の改正等によって、CFC等の生産全廃まで規制スケジュールを早めたり、新たに規制物質を追加する等、規制が強化されてきました

また、1995年、国連において毎年9月16日を国際オゾン層保護デーとすることが決議されました。これに合わせて各国はオゾン層保護のための行事を行っています。日本においても、毎年9月をオゾン層保護対策推進月間と定め、オゾン層保護を訴えるさまざまな行事を行っています。


Copyright (C) 2007 オゾン層の破かい All Rights Reserved.
初心者でもアフィリエイト稼ぐ秘密